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#158 もう一度「直方体の森」を観てまいりました

2025.05.06

 

「直方体の森」エントランスホールから広間に至る空間です

自分でも執着が強すぎると思います。

「#156 「直方体の森」を観てまいりました」でお伝えした「中村正義の美術館」に再度行ってきました。

当初、「中村正義の美術館」のホームページを確認したところ・・・

 

*お願い
建築関係の学生さん及び建築関係者の方の建物の見学はお断りしています。
敷地内への立ち入り、周辺からの撮影もご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

 

と記載されていました。建築関係者がこれほど嫌われている施設も珍しいと思いつつ、館長である中村正義氏のお嬢さんからすれば、絵画もろくに観ず、建築写真を撮られることを快く感じないのだろうと思いました。従って、写真撮影は不可だろうと予想しました。

ところが、実際に訪ねてみると1・2枚なら内部写真撮影可とのことで、スマホで撮ったのが#156の写真です。しかしながら、この建築の最高に特徴的なエントランスホールから広間にかけての空間はスマホでは捉えきれず、とても悔しい思いをしました。

そのような訳で再訪し、一眼レフカメラとシフトレンズで撮ったのが上掲写真です。プロには及びませんが、私はある程度納得できるような写真が撮れると、その空間や建築を自分なり把握出来たかのような気になります。

前述したとおり、「直方体の森」は私にとって特別な存在です。もう50年以上前の建築ですが、色褪せることはないと思います。

その後、建築家:篠原一男氏は自身の建築思想と作風を更に進化させてゆきます。(左)東京工業大学百周年記念館、(右)熊本北警察署

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千葉・柏の住宅設計事務所 古里設計
(建築家 古里正)
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