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#175 「花重」を観てまいりました

2026.08.17

以前から気になっていた「花重」を見て参りました。

正面外観。左側が江戸時代、右が明治時代の建物だそうです。

谷中霊園の入口に建つ創業150年の花屋の改修とのこと。度重なる増築でこれまで密集していた既存建物を間引き、敷地の奥は庭としてまちに開かれたオープンカフェとしています。

奥はオープンカフェーで軽やかな鉄骨の架構で既存の木造と接続しています。

登録有形文化財ということですが、ある時代に巻き戻す再生・修復ではなく、将来にも対応できるよう各時代の建物の架構を現しとして空間をつないでいます。古い木造架構を取り繕うことなく連続させるようにして新たな鉄の架構を庭へと伸ばし、時代の差を隠していません。

カフェ室内部分。既存の木造架構をそのまま現しています。外部のオープンカフェと空間として連続しています。

今までなかなか見られなかった「手法」というより「歴史的建築に対する取り組み方」だと思います。とても新鮮に感じました。

既存木造の仕口がそのまま現されています。

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(建築家 古里正)
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