#091 黒磯散策

2020.09.15

昔の銀行は今ではおしゃれなカフェになっています

「#089 コンペ結果を観に行きました」でお伝えしたとおり、黒磯に行ってきました。図書館を観るついでに近隣を散策しました。黒磯は那須塩原高原の開発拠点だったようで、その面影はクラッシックな石造の建物を通して今も感じられます。上掲写真は旧黒磯銀行で今はカフェになっています。アールデコ調のデザインでおしゃれな印象を受けます。

大谷石で造られた商店

昔ながらの商店も地元の大谷石で造られています。瓦屋根が載っていますが、棟蛇腹があり、和洋折衷のデザインだと思います。

「黒磯駅前 活性化中」の幟が目に付きます

こちらの商店も瓦屋根と大谷石の組み合わせです。上掲3枚の写真に映っているピンク色の幟に「黒磯駅前 活性化中」とあります。黒磯(現在は合併して那須塩原市)は昔とても栄えていたと思いますが、今は人通りの少ない、空き地も多い駅前です。でも、図書館のコンペと前後して、すぐ近くに交流センターもオープンコンペを通して実現しています。市と市民が本気になって「自分たちの住むまちをよりよくしてゆこう!」という気概を強く感じます。(特に図書館コンペの公開審査時に市のスタッフを観ていて感じました。)それに比べ、首都圏の特にベッドタウンは「東京にぶら下がっていれば何とかなる!」的な感覚があります。都市間競争という言葉には少し違和感がありますが、自分自身がよくありたいと思うように、自分たちの住むまちもよりよくしたいですね。

言葉にならない「想い」までも
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(建築家 古里正)
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