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#096 自宅を建てようとお考えのあなたへ vol.8 ダイニングキッチン

2020.12.12

例えば、子どもと話しながら料理をしたい。家族と視線を合わせながら調理したい。でも、調理しているときの流し台は雑然としていて、見せたくない。
キッチンとダイニングの関係は「見たい」「見せたくない」のせめぎ合いです。

図1 流し台とダイニングテーブルは高さが150mm程違います。また、調理する人・食べる人視線の高さは大きく違います。その違いをありのままに、流し台とテーブルを接近させます。
図2 調理をする人と食べる人の視線の高さが近くなるには、ハイチェアーを用います。よくバーカウンターにある椅子です。でも、椅子の移動がぎこちなくなり、今ひとつの座り心地です。
図3 今度は調理する人が視線の高さを下げます。つまり、流し台側の床を下げることになります。これも、調理する人・食べる人の視線高さが近づきます。でも、流し台の脇に段差ができ、煮立った鍋などを持って行くときはとても危険で、心配です。

また、図1のように、流し台とテーブルの高さの差を利用し、食べる人から流し台が直接見えないようにする設えもとても有効です。この手法はアイランドキッチンであれば、テーブルは離れていても使えます。

日本では戦後、寝食分離(寝る・食べる場所を分ける)が提唱され、日本住宅公団により「ダイニングキッチン」が広められたようです。その後、現在の「調理する」「食べる」関係の多様性が模索されているのだと思います。でもそれは、リビングルームなど各部屋との関係、家族の有り様と強く関連しています。あなたは、どのような関係が理想ですか?

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(建築家 古里正)
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