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#144 「旧手賀教会堂」を観てまいりました

2024.04.01

外見は昔の農家の様ですが・・・

先日、柏市内にある「旧手賀教会堂」を観てまいりました。明治14年に普通の民家を転用した「東方正教会」の礼拝堂だそうです。(東方正教会と言うより、ロシア正教とかギリシャ正教・・・の方がお馴染みかも知れません。)

このイコンはレプリカですが、オリジナルは山下りんの作だそうです。

建物の中に入ると、特有のイコンがあります。現在この建物は千葉県指定文化財となり、信者の方々は近くの新たな教会堂で活動を続けているため、イコンがレプリカなのが少し残念。

函館ハリストス正教会堂。洋館の並ぶ函館山の麓の地域でも異彩をを放つロシア風ビザンチン様式です。

柏に住み始めて10年以上もその存在に気付かなかった私は、東方正教会の礼拝堂が身近にあることに少し驚きました。私の出身地の函館では函館ハリストス正教会が特に有名です。因みに、東方正教会の日本の総本山である神田駿河台のニコライ堂は関東大震災で大きな被害を受け、鐘楼も大破し、函館ハリストス正教会にあった鐘が修復されたニコライ堂に取り付けられて現在に至ります。そのような訳で、神田駿河台でニコライ堂の鐘の音を聴いたら、函館ハリストス正教会のことも思い出してくださいね!

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