#084 公園にて

2020.06.15

コロナ禍でも、公園はピクニックのような賑わいでした。

先月末、仕事の途中に大きな公園の前を通りかかりました。親子連れが大勢いて、ピクニックのように華やいだ様子でした。
新型コロナウィルスによる外出自粛が続き、皆が相当ストレスを溜めていたと思います。やはり自宅でじっとしているのは辛いですよね!

住宅の「心地よさ」とは具体的には「採光・通風・眺望」を指します。つまり、雨露がしのげるならば、屋外のような環境が「心地よい」という訳です。(真冬・真夏はともかく・・・)日本建築の特徴のひとつに窓(開口部)の多さが挙げられます。下掲写真のように日本庭園に接する和室などは、その空間が屋外と一体になっています。それに対し、ヨーロッパの伝統的組積造の住宅は窓が小さく、日本に比べれば「心地よくない」と言わざるを得ません。だから、ヨーロッパでは古くから公園や広場が発達したと言われています。日本で公共の公園・広場ができるのは明治になってからのことです。

家に居るのがしんどいから、公園に行くと言うのは、至極当然のことなのですが、公園に居るように感じる家というのもステキですね。

和室と日本庭園は一体の空間になっています。

言葉にならない「想い」までも
「家」にする

千葉・柏の住宅設計事務所 古里設計
(建築家 古里正)
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