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#092 自宅を建てようとお考えのあなたへ vol.6 ダイニングとキッチンの関係

2020.10.02

住宅を設計していて最も悩む事柄の一つにダイニングとキッチンの関係性があります。結局は両者を分離するのか一体にするのか、その折衷案かと言うことになりますが、それぞれのご家族のスタイルに合わせる必要があります。

まず、ダイニングとキッチンの関係を決定付ける要素は家族関係にあります。調理をしているとき、他の家族がただテレビを見ているだけで会話も必要ないなら、ダイニングとキッチンは全く分離しても構いません。しかし、調理する人と他の家族が会話しながら過ごしたい場合は、ダイニングとキッチンに密接な関係が必要です。

(左)分離タイプ
料理をつくるところと食べる場所が全く別室になっています。お手伝いさんが料理を作ってくれるなら、最適のタイプです。
(右)セミオープンタイプ
流し台の前面に小窓があり、家族で配膳をします。マンションなどでもよく見受けられるスタイルです。

家族が家事を分担し、例えばお母さんがキッチンで調理するとき、お父さんがダイニングデーブルで食材の下こしらえをする場合などはダイニングとキッチンは密接な関係が必要です。また、小学生の子どもがダイニングで宿題をしている様子を、お母さんがキッチンから見守る。キッチンで調理しているとき、他の家族がダイニングテーブルでアイロン掛けしながら雑談するなどの場合も同様です。

他方、もっとリアルな問題もあります。調理を終えた後の流し台は、鍋や調理器具・食材カスなどが散乱していて、とても雑然としています。ダイニングとキッチンが全く一体だと、食事中の居心地が宜しくありません。特に揚げ物の後は大変です。

各図はダイニングとキッチンの関係を表す主なケースですが、自身の家族にフィットした両者の関係を見つけ出す必要があります。

(左)アイランドタイプ(テーブル分離)
流し台を「島」にしてダイニングに対しオープンにします。グリルは汚れやすいので、テーブルより離れた位置が一般的。
(右)アイランドタイプ(テーブル一体)
流し台アイランドとダイニングテーブルを接続します。配膳が楽ですが、各席から流し台が直接見えないような工夫が必要。

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千葉・柏の住宅設計事務所 古里設計
(建築家 古里正)
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